Hopping Lunch #2を開催しました

3月17日(金)、ダイバーシティについて考えるランチ会「Hopping Lunch」を事務局棟の第2会議室で開催しました。

2回目となった今回のテーマは、「ウーマン・レボリューション 『女性アーティスト』という固定観念をやぶろう」。美術学部絵画科油画専攻非常勤講師の古川弓子先生を講師に迎え、女性が芸術作品を生み出すことに関するミニレクチャーを行いました。

前半は、福島県の女子校から藝大に進み、在学中は自身の女性性を意識する機会がほとんどなかったという古川先生が、社会に出た途端に“女性アーティスト”枠に括られて違和感を抱いた話や、博士課程修了後に“ダイバーシティの中心地”であるニューヨークに移住して価値観を覆された話など、アーティストとしての体験談を中心に語っていただきました。中でもニューヨークで出会った人たちはアーティストであれ、専業主夫であれ、皆自分の役割をしっかり引き受けて生きており、それゆえに互いを尊重する雰囲気ができていたというエピソードが印象的でした。

レクチャー後半は、様々な女性像を演じたセルフポートレート写真で有名なシンディ・シャーマンと、対になった写真のシリーズなど見る側の感覚を揺さぶる作風で知られるロニ・ホーンの作品を紹介。主に写真という媒体で自己アイデンティティを探求し続けている同年代のアーティスト2人が、それぞれ幾多の変遷を経て、ピエロという題材に行き着いたのはなぜか?といったトピックに、参加者の関心が集まりました。

第1回のランチ会は参加者のほとんどが教職員でしたが、今回は学生が約半数を占め、質疑応答でも学生の積極的な発言が目立ちました。最後に、古川先生から藝大で学ぶ学生へ「これほどいろんな感覚や思考を持った人が集まっている場所は滅多にない。自分が何者であるかを引き受けた上で、お互いをわかり合おうとする対話の姿勢を大事にして、楽しく勉強しましょう」というエールの言葉がかけられ、1時間弱のランチ会は和やかに終わりました。

ダイバーシティ推進室では、今後も昼休みの時間を使った気軽かつ刺激的なトークと交流の場を設けていく予定です。話してみたいトピック、聞いてみたいテーマのリクエストなどがありましたら、是非diversity@ml.geidai.ac.jpにお寄せください。