10月24日(火)東京藝大ダイバーシティシンポジウムを開催します

本学にダイバーシティ推進室が発足して1年近くが経ちました。
昨年11月のキックオフイベントに続き、今年も学内外の研究者の講演・パネルディスカッションからなるシンポジウムを開催します。
芸術系大学ならではのダイバーシティのあり方について、一緒に考えてみませんか?
一人でも多くの皆様のご参加お待ちしております。

東京藝大ダイバーシティシンポジウム

10月24日[火]18:00-21:00(開場17:30)
会場:東京藝術大学 上野学地 美術学部 第1講義室(中央棟1F)
対象:学生、教職員、一般
入場無料 日英同時通訳あり


【Part 1 基調講演】
ART x GENDER
女性アーティストは例外的存在か
Universals and Others: The Problems of Exceptions and Exceptionalism

女性の作家、女性による美術作品は長らく、社会においてマージナルな存在でした。20世紀モダン・ポストモダンの時代から21世紀の今日まで、それらがどのように見られ、どのように論じられてきたかを振り返ることで、芸術におけるダイバーシティとは何かを考察します。

講師:ケイティ・ディープウェル[フェミニストアート評論家/英国ミドルセックス大学教授]

Katy Deepwell/現代アートとフェミニズムに関する雑誌「n.paradoxa: international feminist art journal」創刊編集長。この20年間で計40巻が刊行されている同誌は、80カ国400人以上のアーティストが寄稿し、2007年のドクメンタ12にも出展された。2017年、世界中の人が無料でフェミニズムと現代アートについて学ぶことができる公開オンライン講座(http://nparadoxa.com)を開講。2013年からミドルセックス大学アート&デザイン学部で美術史、美術理論を教える。ロンドン在住。


【Part 2 パネルディスカッション】
DIVERSITY x TOKYO GEIDAI
自分とダイバーシティ

自分にとって、あるいは藝大の学生や職員にとって理想的なダイバーシティのあり方とは? 本学を構成する四つの学部・研究科の教員が、それぞれの専門分野における経験や知見をもとに語り合います。

岡本美津子[副学長(国際・ダイバーシティ推進担当)・映像研究科教授]*兼司会
ミヒャエル・W・シュナイダー[美術学部絵画科准教授]
福中冬子[音楽学部楽理科教授]
毛利嘉孝[国際芸術創造研究科アートプロデュース専攻教授]

Mitsuko Okamoto/1987年NHK入局。2008年東京藝術大学教授就任。2017年より現職。主なプロデュース・番組に、「デジタル・スタジアム」(2000-2006)、Eテレ月〜金放送中の「2355」「0655」(2010-)、Eテレ「テクネ〜映像の教室」(2001-)。主なプロデュース・イベントに「デジタルアートフェスティバル東京」(2003-2005)、「東京藝術大学ゲーム学科(仮)展」(2017)など。

Michael W. Schnerider/オーストリア生まれ。ウィーン造形芸術大学および東京藝術大学に学ぶ。1990年から木版画の技術を用いた作品を中心に制作。従来の木版画用彫刻刀の代わりに自然の中で見つけた石を用い、木版を叩いて制作する手法を編み出す。また日本留学時代以来、墨、顔料、グラファイトなどの水溶性素材で彩色を施すようになった。2005年、コンピュータ技術を用いた毒性のないグラフィック印刷技術の研究でテオドール・ケルナー賞を受賞。版画の学術誌「im:print」の創刊編集長、「Um:Druck」の編集者。

Fuyuko Fukunaka/国立音楽大学器楽科ピアノ専攻を経てニューヨーク大学人文大学院博士課程(音楽学)にて博士号を取得。研究領域は20・21世紀音楽。近年は大戦後オペラ創作や、冷戦と音楽の相互関係性について研究。主な論文・著書にWolfgang Rihm: Interpretive Examination of His Creative Sources、 “Japanese Zero Hour?”(The Music of Japan Today)、 “Narrative, Voice, and Reality in the Operas by Hosokawa Toshio and Mochizuki Misato” (Vocal Music and Contemporary Identities),『ニュー・ミュージコロジー』など。

Yoshitaka Mouri/社会学者。メディア・文化研究。京都大学経済学部卒。ロンドン大学ゴールドスミス・カレッジPh.D(社会学)、MA(メディア&コミュニケーションズ)修了。特にポピュラー音楽や現代美術、メディアなど現代文化と都市空間の編成や社会運動をテーマに批評活動を行う。主な著書に『文化=政治 グローバリゼーション時代の空間叛乱』、『ストリートの思想 転換期としての1990年代』、『増補 ポピュラー音楽と資本主義』、編著に『アフター・テレビジョン・スタディーズ』など。


主催・お問合せ:東京藝術大学 ダイバーシティ推進室  diversity@ml.geidai.ac.jp
平成29年度文部科学省 科学技術人材育成費補助事業 ダイバーシティ研究環境実現イニシアティブ(特色型)
東京藝術大学130周年記念〈公式プログラム〉