5/26(土)芸術系大学 女性教育・研究者シンポジウム開催のご案内

5月26日(土)15:00より、本学上野校地にて、在京の美大・音大・芸大の女性教員によるシンポジウムを開催します。
アーティスト・制作者・研究者のキャリア構築に関心をお持ちの学生・教職員・一般の皆さまのご参加を心よりお待ちしています。


芸術系大学 女性教育・研究者シンポジウム
「女性のアーティスト・研究者は
どのようにキャリアを築いていけばよいのか?」


日時

5月26日(土)15:00-17:30 (14:30開場)

◉会場
東京藝術大学 上野校地 美術学部中央棟1F 第1講義室
(東京都台東区上野公園12-8)
入場無料・申込不要
定員:先着180名

◉プログラム
Part1 基調講演 15:00-15:45
「今、女性の活躍に向けて伝えたいこと」
国谷 裕子(キャスター/東京藝術大学理事・ダイバーシティ推進室長)

Part 2 パネルディスカッション 16:00-17:30
「芸術分野における女性のキャリア構築を考える 〜教育と実践の現場から〜」
内田 あぐり(武蔵野美術大学日本画学科教授)
内山 博子(女子美術大学芸術学部アート・デザイン表現学科 学科長・教授)
岡田 敦子(東京音楽大学教授)
金子 仁美(桐朋学園大学音楽学部教授[作曲・音楽理論])
熊倉 純子(東京藝術大学大学院国際芸術創造研究科長 アートプロデュース専攻教授)
福中 冬子(東京藝術大学音楽学部楽理科教授)以上、五十音順
司会:岡本 美津子(東京藝術大学副学長[国際・ダイバーシティ推進担当])

◉企画の背景
芸術系大学において、そこで学ぶ・働く人々のジェンダーの多様性を確保することは、自由な創造・表現・研究活動を推進する上で不可欠です。しかし、大学が扱う芸術には、男性主導の伝統が根強い分野も少なくなく、そのような分野では教授などの上位職女性教員は少数派であり、学生は女性の方が多いのに対して教員のほとんどが男性である、といったアンバランスが生じています。
また近年、全国の教育機関で女性の活躍を支援する動きが盛んですが、女性の理工系研究者やビジネスリーダーの育成に関する取組が活発に行われているのに対し、芸術系大学の多くではそういった取組や議論が表に出ることはあまりありません。そのため、女性の制作者・アーティスト・研究者らが社会で活動する上で必要なスキルや知識が共有されず、学生や若手教員にとってのロールモデルやキャリアパスが十分に可視化されていない状況が続いています。

◉シンポジウムの目的
女性の生き方が多様化し、社会全体でジェンダーに関する価値観や規範が大きく揺れ動いている今、女性のアーティスト・制作者・研究者は、どのようにキャリア構築を行っていけばいいのでしょうか? それらの人々のキャリア構築について、芸術系大学ができることとは?
さまざまなジャンルで活躍する在京の美大・音大・芸大の女性教員が、それぞれの専門分野や大学における経験や知見を語り合います。

◉登壇者プロフィール
基調講演

国谷 裕子 Hiroko Kuniya
キャスター/東京藝術大学理事、ダイバーシティ推進室長
米ブラウン大学卒業。1993年から2016年3月までNHK「クローズアップ現代」キャスター。1998年放送ウーマン賞、2002年菊池寛賞、2011年日本記者クラブ賞、2017年津田梅子賞。慶応義塾大学特別招聘教授、自然エネルギー財団理事。
パネルディスカッション
内田 あぐり Aguri Uchida
武蔵野美術大学日本画学科教授、金沢美術工芸大学非常勤講師
武蔵野美術大学大学院日本画コース修了。1993年文化庁在外研修員として渡仏、山種美術館賞展で大賞受賞。1999年現代日本絵画の展望展でステーションギャラリー賞受賞。2002年第1回東山魁夷記念 日経日本画大賞展で大賞受賞。2003-2004年武蔵野美術大学在外研修員として渡米。2011年メキシコ政府スカラーシップ特別プログラムでメキシコに滞在。
内山 博子 Hiroko Uchiyama
女子美術大学 芸術学部アート・デザイン表現学科メディア表現領域教授
女子美術大学卒業、筑波大学大学院芸術研究科修了。共著『コンピュータ・グラフィックス・アート』、CGによるアート作品や肖像表現の研究、ARによるメディア表現、ウェアラブルファッション等の共同研究をSIGGRAPHやDIMEAなどの国際学会で発表。
岡田 敦子 Atsuko Okada
東京音楽大学教授、学長特任補佐
東京藝術大学博士課程(鍵盤楽器)修了、学術博士。東京藝術大学ピアノ科非常勤講師を経て現職。演奏、教育とともに評論等も行い、校訂楽譜「スクリャービン・ピアノ曲全集」(全7巻)はスクリャービン博物館(モスクワ)に収蔵される。近年は音楽大学のカリキュラム改革に取り組む。
金子 仁美 Hitomi Kaneko
桐朋学園大学音楽学部教授(作曲・音楽理論)
桐朋学園大学研究科在籍中にフランス政府給費留学生としてパリ国立高等音楽院作曲科に留学。日仏現代作曲コンク-ル第1位、日本音楽コンクール作曲部門(管弦楽)第1位、村松賞など受賞。IRCAM(フランス国立音楽音響研究所)研修員(1997)、文化庁芸術家在外研修員、パリ第4大学(パリ・ソルボンヌ)招聘研究員(2011-12)。
熊倉 純子 Sumiko Kumakura
東京藝術大学大学院国際芸術創造研究科長、同研究科アートプロデュース専攻教授
パリ第10大学卒、慶應義塾大学大学院修了(美学・美術史)。(社)企業メセナ協議会を経て現職。アートマネジメントの専門人材を育成し、「取手アートプロジェクト」他の地域型アートプロジェクトを通してアートと市民社会の関係を模索し、文化政策を提案する。
福中 冬子 Fuyuko Fukunaka
東京藝術大学音楽学部楽理科教授
国立音楽大学器楽科ピアノ専攻を経てニューヨーク大学人文大学院博士課程(音楽学)にて博士号を取得。研究領域は20・21世紀音楽。近年は大戦後オペラ創作や、冷戦と音楽の相互関係性について研究。主な著書に『ニュー・ミュージコロジー』(編訳)など。
[司会]岡本 美津子 Mitsuko Okamoto
東京藝術大学副学長(国際・ダイバーシティ推進担当)、大学院映像研究科アニメーション専攻教授
NHKプロデューサーを経て現職。2000年から映像作家の登竜門番組「デジタル・スタジアム」、2010年からNHK Eテレにて月〜金放送中の「2355」「0655」、2012年から映像を学ぶための番組「テクネ〜映像の教室」などを企画・プロデュース。

◉主催・お問い合わせ
東京藝術大学 ダイバーシティ推進室 diversity@ml.geidai.ac.jp
チラシのPDFはこちら(1.1MB)