ダイバーシティパイロットプログラム採択結果のご報告

優れた女性アーティスト・研究者の育成や、女性教職員・学生のネットワーク構築など、ダイバーシティ研究環境の実現に資するプロジェクト「ダイバーシティパイロットプログラム」の公募を昨年11〜12月に行い、以下のプロジェクトが採択されました。

①女性アーティスト・研究者が立案・運営・実施する教育研究プロジェクト

■公開研究会「硝子未来史」(美術学部油画専攻)

油画第3・第5研究室の有志がAGC旭硝子株式会社の研究者と共同で行なっている、硝子の未来を探る勉強会の成果を、絵画棟YUGA Galleryにて展示し、公開研究会を実施。

■「日韓近代音楽史の観点からみる植民地朝鮮における歌舞伎公演の実態――『京城日報』記事を事例として――」(音楽学部楽理科)

1910-1945年の在朝鮮日本人社会における音楽や音楽公演の意義を、朝鮮総督府の機関誌『京城日報』の記事に掲載された当時の歌舞伎公演の事例を通じて考察する。

■「歌曲の世界~作曲家と共に~」(音楽学部声楽科)

作曲家の新作創作、レクチャー、ワークショップ、演奏を実施。作曲家の創作過程、意図を知ることを通して作品への理解を深め、演奏表現の充実を図る。

■「東京藝大女性映画祭」(映像研究科映画専攻)

日本の女性監督の道を開いた羽田澄子氏の作品や、本学の女性在校生・修了生の実写映画、実験映像、アニメーションを上映。「おじさんの夢を、若い女の子たちが叶えてる?」現状についても考える。

■「親子で楽しむアニメーション」(仮称)(映像研究科アニメーション専攻)

シネマ・チュプキ・タバタにて、親子向けのアニメーション上映会とワークショップを開催。在校生・修了生の作品を上映し、現在教育分野に携わる修了生などが講師を務める。

■「錯視模様を利用した、二次元平面と三次元立体の対応」(芸術情報センター)

錯視ブロックを使って立体物を作成するワークショップを開催。錯視を用いた立体デザインを、デザイン学だけではなく知覚、認知心理学や建築美学などの観点から考えるレクチャーも行う。

②女性アーティスト・研究者のキャリア形成支援につながる教育研究プロジェクト

■「文化遺産国際協力インターシップ事業」(美術学部国際文化財修復プロジェクト室)

若手修復家や学生をインターンとして受け入れ、国際文化財修復プロジェクト室が有する文化遺産国際協力を実行するためのノウハウをオンサイトで学べる機会を提供。文化遺産保護に関するワークショップも開催。

■「ダイバーシティ:国際展・大学・AIR」(美術研究科グローバルアートプラクティス専攻)

シンガポールの現代アートセンターディレクター/ナンヤン工科大学教授を招聘し、外国人教員や留学生を交えたコンファレンスを実施。教育研究者育成や大学発の国際展開催などについて意見交換を行う。

■「アニメーション・パレット2017」(仮称)(映像研究科アニメーション専攻)

修了生や在学中の女性作家を中心とした短編アニメーション作品のオムニバス上映会を、横浜、京都、愛知、岩手、福岡の5都市で巡回。作品解説、大学院修了後のキャリア形成に関するトークセッションも開催。

■「アート&ディプロマシー分野における女性のキャリア形成研究会」(国際芸術創造研究科アートプロデュース専攻)

国際的なフィールドで芸術の支援・調査に携わる若手及び中堅の実務者・研究者が情報交換を行い、国際文化交流、対外文化対策、カルチュラル・ディプロマシーについて学び合う研究会などを開催。

■「サウンド・アーツの現在」(仮称)(国際芸術創造研究科アートプロデュース専攻)

ロンドン芸術大学にあるサウンド・アートの専門組織CRiSAPより教員3名を招聘し、レクチャー、パフォーマンス、展覧会を開催。日本では馴染みの薄いサウンド・アート分野の多様な広がりを提示する。

■「アートのライフワークラボ! 大事な仕事と生きていく~アートプロジェクト x 食 x 女性~」(国際芸術創造研究科アートプロデュース専攻)

女性とアートプロジェクトと食をつなぐ地域型アートプロジェクトの実践者を招聘し、公開型トークセッションと研究会を開催。地域型アートプロジェクトをライフワークとして設計するためのノウハウを共有する。

その他、ゲスト交渉中の講演会プロジェクトが1件

実施時期などが決まりましたら、ここで告知します。どうぞご期待ください!

利用者募集・公募情報